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和風庭園の見本園

ここは庭木流通センター内にある和風庭園の見本園を紹介しています。と言っても本来の庭作りとはだいぶ違います。実は写真で見えている石は擬岩なんです。だから叩くと「ポンポン」と音がしますが、見ただけでは全く判らないと思いますよ。当社の造園技術とFRPの加工技術の組合わせで今までにない新しい庭園空間を提案したいと思い見本園を作庭いたしました。庭木流通センター内に有りますので、ぜひ実物を見に来て下さい。

本格的な和風庭園を作りませんか。

和風庭園の作庭に欠かせないのが庭石です。この見本園の写真で判るように、多くの石を使用しています。もし、写真の石が実物の自然石であったら、石の重量は100ton(トン)を超えるでしょう。そうなると造園の工事も大がかりな重機や基礎工事などが必要となるでしょう。
そこで、擬岩(FRP製)を使用することで、重量を150/1程度にすることが可能なのです。そうなれば、屋上庭園や中庭など重量や搬入の問題で不可能であった場所に本格的な和風庭園を作庭できるのです。庭のデザインを考え、擬岩を自社製作していますので、植栽との組合せがいい感じに仕上がっていると思います。

砂利の通路を囲むように巨石とモミジ、松が配置された、上空から見た庭園のパノラマ写真。
屋根付きの門から続く砂利道と、色づいた樹木や石組みが美しく配置された庭の俯瞰ショット。

和風庭園の入り口は、こんな感じ。

数寄屋門から見る庭園の入り口は大きな石組みで、奥へと誘う感じをだしています。ビオガーデンからの入り口は御簾垣を隔てて奥行き感をだしています。

瓦屋根のような装飾が施された木の門越しに、石組みと緑が広がる庭園内部の眺め。
低い石垣の門を通り、庭園内部へと続く平らな石畳と、黄色や赤に色づいたモミジの風景。

大きな石組みに線の細い植栽を組み合わせる。

自然樹形の雑木と石組みを合わせると、どちらもとも気勢を譲り合う微妙なバランスが出てきます。線の細い樹木は幹の本数を見せることで大きな石組みと同格な存在になります。

青灰色の砂利が敷かれた通路の脇に、苔と立派な石組み、枝ぶりの良い松が配置された景観。
滝を連想させる大きな石組みの壁の前に、丸く刈り込まれたサツキなどの低木が広がる様子。

石の裾に思案する。

石を据える時、気を使うのが裾の見せ方です。裾の見え方によって石を大きく見せたり小さく見せたりできます。

荒々しい質感の大きな景石の隙間から、鮮やかな緑のシダと苔が顔をのぞかせている細部。
砂利の中に配置された歩きやすい飛び石と、苔の緑、赤い実をつけた植物が調和する小径。

石の気勢と植栽の気勢。

方形ではない石や樹木の気勢の組合せは無限大にある。だから正解もなければ間違いも無い。石や樹木が落とす陰の気勢では、どうしても石が強くなる。それは、揺れないからなのだろうか。

緩やかにカーブする砂利の脇に、水打ちされたような黒ずんだ質感の巨石が並ぶ様子。
両脇を高い岩に囲まれた、砂利の敷かれた小径。奥には竹垣と色づいた木々が見える。

足下を線と色と塵で見せる。

造園用語で塵とは、僅かな高さや出幅の事である。素材を替えるつど、塵の付いた線を見せる。素材が持つ色の気勢を塵の大きさで緩和する。小さな塵が持つ気勢は以外にも大きな違いを生む。

建物の中から外を眺めたような構図で、手前の力強い石垣と、その奥に広がる苔や色づいた樹木。
荒々しい岩肌の石組みを背景に、鮮やかな緑の低木と手入れされた松が重なり合う和の風景。

全ての配置は気勢で決める。

庭を構成する全ての物に気勢がある。背景にある建物にも当然、気勢がある。視界に入る物を全て気勢という概念で見ると、それぞれの適材適所が決まってくる。また、見る人によって気勢の捉え方は違ってくるし、日によっても違ってくる。だから二度と同じ気勢を持った庭は造れない。

青々とした苔の合間に配置された自然石の飛び石と、庭を囲む伝統的な竹垣。
立派な枝ぶりの松を主役にし、足元には白い砂利道と苔、背景には大きな石組みを配した構図。